フォークリフト免許の取り方・費用・使える仕事:派遣から農協まで乗り続けた話

フォークリフトの免許を取ったのは、26〜27歳のころだった。

派遣社員として工場で働いていたとき、業務で必要になって取った。それ以来、いくつかの職場でフォークリフトに乗り続けてきた。


きっかけは派遣先の出荷業務

当時、派遣社員として機械のオペレーターをやっていた。班のサブリーダーになって、梱包と出荷を担当することになった。出荷業務でフォークリフトが必要だったので、会社が費用を出して講習に行かせてくれた。

自分で取りに行ったわけではなく、仕事の都合で自然に取ることになった免許だった。


取得にかかる日数と費用

フォークリフトの免許(正式には「フォークリフト運転技能講習」の修了証)は、2〜3日で取得できる。

講習の内容はこんな流れだ。

  • 1日目:学科(座学)。フォークリフトの構造・力学の基礎・関係法令など
  • 2〜3日目:実技講習と修了試験

費用の相場は25,000〜60,000円程度。教習機関や地域によって差がある。普通自動車免許を持っていると、短縮コースが適用されて安くなることが多い。

会社が費用を出してくれるケースも多い。自分の場合も全額会社負担だった。もし自己負担で取る場合は、ハローワークの教育訓練給付制度(受講費の20%・最大10万円)が使える場合もある。


実際にどんな場面で使ったか

フォークリフトを使った職場はいくつかあった。

派遣先の工場では、出荷作業で使った。パレットに積まれた製品をフォークで持ち上げ、出荷場に並べたり積み上げたりして整理する作業だ。

**農協の購買課**では、農家が乗ってきた軽トラックに農薬や肥料を積み込むときに使った。

医療材料の工場では、タンクに入った液体や消石灰の袋など、重くてかさばるものを運ぶ場面で使った。

職場によって積む荷物も環境も違うが、基本的な操作は同じだ。免許を持っていれば、どこでも対応できた。


乗ってみた感想

車の運転ができれば、おそらく誰でも乗れると思う。

車体は普通車より小さく、小回りがよく効く。方向転換のタイヤが後方についている構造なので、狭い場所でも思った以上に動かしやすい。前の部分に爪(フォーク)がついていて、レバーで上下・傾きを操作する。慣れたら乗りやすい機械だ。

ただ、後方確認は重要になる。後輪操舵のため、後ろが大きく振れる。慣れないうちは特に気をつけたい。

無理な運転・無理な積み方をしないことが一番大事だ。重い荷物を高く上げたまま走ったり、スピードを出しすぎたりするのは事故のもとになる。


転職で役に立ったか

面接で「フォークリフト持ってる?うちも使う仕事があります」というやりとりは何度かあった。持っているだけで話が進みやすい場面がある。

実際、転職後に使う場面は多々あった。工場・倉庫・農協など、フォークリフトを使う職場はそれなりに多い。持っておいて損はない免許だと思っている。

ただ、車と同じでペーパードライバーでは役に立たない。久しぶりに乗るとすぐ感覚を忘れる。やはり乗り続けていないと、感覚はどこかへ行ってしまう。


フォークリフトを取ろうか迷っている人へ

2〜3日、費用も数万円で取れる。資格の中では手軽な部類だと思う。

工場・倉庫・農協・運送など、フォークリフトを使う仕事は幅広い。「とりあえず取って、フォークリフトを使う仕事に就く」という選択肢もある。

いつも乗っていないと感覚が鈍るので、取ったあとは実際に使える職場に就くのがベストだ。取ったら、できれば使い続けられる環境に身を置きたいところだ。

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